このたびの入院につきまして②
前記事より続きます。
術後、そのままICUに入りました。
蜂窩織炎の手術で、顎の下を3か所切開して膿を排出しました。
全ての膿を綺麗に取り切れてしまえば良かったのですが…
腕や脚であれば筋肉ぎりぎりのところまで切開して膿をすべて掻き出して洗浄、ができるそうです。場所が顎下なので、気道や大きい動脈があるのでそれらを避けての排出になります。
そのため、全ての膿が取り切れませんでした。そのうえ、顎下の炎症がひどかったのでむくみがありそのむくみが気道を圧迫していました。
顎下から呼吸のための管、鼻から栄養を胃に送る管、安静のため眠る薬の管、抗生物質の管、痛み止めの管、あらゆる所に管が入っていて、数日目を開けませんでした。
数日後、ときどき目が開くようになり、看護師さんに耳は聞こえているので話しかけてあげてくださいと言われ話しかけました。入院したのは8月30日土曜日、今日は9月6日土曜日、1週間経ったよと言ったら目を丸くして驚いていました。何か言いたそうに口を動かしていましたが、呼吸の管が入っているため全く声は出ません。そのような状態がほぼ1週間続きました。
9月12日金曜日に呼吸の管を外せることになりました。が、気道を圧迫しているむくみが取れていないため、気道閉塞していた場合は同時に気管切開の手術をすることになると説明がありました。結果、気管切開は免れ9月14日に一般病棟に移りました。
ICUにいたときに入れていた安静にしているため(眠るため)の薬に健忘の作用もあると聞いていましたが、まさにICUにいた12日間の記憶はないようです。これには本当にびっくり。
一般病棟に移って約1か月ぶりに食べものを口にしてからは、目を見張る回復ぶりです。
退院、仕事復帰も間もなくと思います。
引き続き頑張ってまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。
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